敏感肌・乾燥肌に合ったスキンケア化粧品とは?〜選び方のポイント〜
スキンケアの基本は洗浄・保湿・遮光・メイクの4つです。
洗浄はクレンジング料や洗顔料、保湿は化粧水やクリーム、遮光はサンスクリーン剤(日やけ止め)、
メイクはベースメイク(ファンデーションなど)やポイントメイク(アイカラーなど)といったスキンケア化粧品を使います。
敏感肌の方は、これらの化粧品を使ったときにピリピリしたりチクチクしたり、
お肌に合わないと感じたことがあるかもしれません。
敏感肌では、お肌のバリア機能が低下しているために、外部からの刺激に敏感で肌トラブルを起こしやすくなっています。
このような状態でお肌に合っていない化粧品を使用すると、お肌がかゆくなったり、肌あれが悪化したりすることがあります。
ではお肌が敏感になっているときにはどのようなスキンケア化粧品を使ったらよいのでしょうか。
まずは、敏感肌向けに開発された低刺激性の化粧品を選びましょう。
これらの化粧品では開発段階でお肌に刺激がないかを確認しており、
さらに敏感肌の方が実際に使用して肌トラブルが起きないかどうかを確認する
使用テストがおこなわれていることが多くあります。
パッチテスト済み、アレルギーテスト済みなどの表記も参考にしましょう。
クレンジング料や洗顔料などの洗浄剤は、
皮膚のバリア機能を低下させずにお肌のうるおいをまもって洗うことができる敏感肌向けのものを選びましょう。
顔のスキンケアはもちろんのこと、体を洗うものにも気をつけましょう。
シャンプーも適度な洗浄力のものを使用することで頭皮の乾燥を防ぐことができます。
洗顔後は、化粧水でしっかりと水分をおぎない、保湿美容液や保湿クリームを重ねて水分の蒸発を防ぎましょう。
バリア機能の3因子をおぎなうセラミドやスクワラン、アミノ酸などの成分が配合されている保湿剤がおすすめです。
外出の際にはサンスクリーン剤(日やけ止め)を塗って紫外線からお肌をまもり、バリア機能の低下を防ぎましょう。
サンスクリーン剤(日やけ止め)に配合される紫外線を防ぐ成分は、
「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」に大別されますが、
敏感肌の方は「紫外線散乱剤」のみを使用しているものを選択するとよいでしょう。
「紫外線吸収剤不使用」などの記載を参考にしましょう。
また遮光効果を示すSPF、PA値が高いと刺激も強いのでは、と思われる方は
低刺激性と書かれているものを選択すると良いでしょう。
日常生活ではSPF30程度、アウトドアなどの場合はSPF50+など使い分けるとよいでしょう。
またUVAの遮光効果を示すPAは+~++++で表示されていますので、SPFと合わせて参考にしましょう。
長時間日光に当たる場合や、紫外線に対して特にお肌が敏感な方はしっかり遮光をしましょう。
残ったサンスクリーン剤(日やけ止め)が刺激になることもありますので、
落としやすさまで考えられた洗顔料や石けんで落とせるものがおすすめです。
肌トラブルが気になるときは、メイクアップでお肌の悩みをカバーしましょう。
メイクはお肌を乾燥や紫外線からまもり、また肌トラブルを目立たなくさせる効果もあります。
お肌の悩みに合わせた低刺激性のメイクアップ化粧品を取り入れてみましょう。
メイク後のクレンジングによるお肌への刺激が気になる場合には、洗顔料だけで落とせるメイクアップ化粧品がおすすめです。
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